どんな仕事をするの?
ダイワ産業では製材所から購入した板の状態から、最終的な製品に仕上げるまでの全ての工程を自社の工場で行っています。
木製品の製造といっても、製品によって加工方法は違います。
専門的な技術がいらず、習得に時間を要しない加工方法を行えるように、常に新しい加工方法を模索し、また機械化することがダイワ産業の加工に対する考え方です。
ここでは代表的な加工をご紹介します。
木を切る
必要な寸法に材料をカットしたり、製品のサイズを決めるためにカットしたり、仕上げのためにカットしたりと、様々な目的で木材や製品を切ります。
目的によって切り方も機械も違いますが、カットをする作業は最も頻度の高い加工です。
精度の高いカットを行うためには初めのセットが大事になってきます。
接着する
木材というのは長さはあるのですが、巾はそれほど広くはありません。
そのため、接着することで1枚の広い板を作り、製品になっていきます。
接着には高周波接着装置という機械を使用いたします。
板を作る以外では、パーツ同士を手作業で接着することもございます。
形を作る
特殊な形状を作るためには、NCルーターと呼ばれるインプットした通りに刃物が動いてくれて形を作ってくれる機械やレーザー加工機と呼ばれるパソコンで作成した形通りにレーザー光線で板をカットする機械を使用します。
これらの機械を使うことで、複雑な形状であっても自由に形を作ることができます。
磨く
表面の仕上げや角を落とすために磨いてあげることは品質を決める重要な要素になります。
また、切りっぱなしの木の辺や角は尖っているため、触っても痛かったり怪我をしないようにサンドペーパーなどを使って磨く作業もございます。
刃物で仕上げる
まな板のような板状の製品では、サンドペーパーではなく、かんなでの仕上げを行うことが多いです。
かんなで仕上げた表面は光沢を放つぐらいにきれいになります。
精度の高いカットを行うためには初めのセットが大事になってきます。
表面の仕上げ以外にも接着部分の仕上げに刃物で削る作業を行うこともございます。
名入れをする
商品にロゴや文字、イラストなどを入れる作業です。
ダイワ産業では昔ながらの焼印だけでなく、レーザー彫刻やインクジェットプリンターによる印刷など、様々な方法で名入れを行います。
どの方法で名入れを行うかによって、製品のイメージは大きく変わりますので、製品の価値を高める大切な工程となります。
塗装する
汚れを防ぐためや着色など、塗装によって価値を高めている製品も多数ございます。
本来、塗装作業は専門的な技術や知識が必要ですが、ダイワ産業では誰でも簡単に行え、作業性が良くなるように塗料の選定や加工方法を常に考え続けております。
その結果、誰が塗装をしても同じ品質で仕上がります。
検品する
完全な状態でお客様にお届けするためには、最終的に仕上がってきた製品を検品してから包装作業に進みます。
仕様に間違いがないか、キズが入っていないかなど細かく確認をしますが、キズが入っていても、もう一度磨いたり削ったりすることできれいな状態に戻るのは木製品の良いところでもあります。
包装する
お客様が購入することができる状態にするために、取扱説明書やラベルなどを付けて、袋や箱に入れて包装をいたします。
小売店などで販売するためには、きれいな状態で販売できるように包装をしなければいけません。
商品にお化粧をするかのように、丁寧に作業を行います。
番外編 営業する
一般的な営業は外に出てお客様を獲得するのが仕事ですが、ダイワ産業ではお客様からいただいたご要望や提案依頼をこなすのが営業のメインの仕事です。
そのため、ほとんど社内で仕事をこなし、外出はあまりありません。
年に数回の展示会出展が最も大きな営業活動となっており、展示会は東京で行われることが多いので数泊程度の出張となります。
なお、営業ノルマがないので、自分のペースで仕事をすることができます。